SNS -少女たちの10日間-(裏にじ)
*「裏にじ」とは飛騨高山にあるコミュニティスペース「にじ」の住人が、たった一人で鑑賞した映画を紹介する記事です。
2ヶ月ぶりとなる映画紹介。
今回紹介するのは衝撃的な作品。
1. 今日はこれ見た。
「SNS -少女たちの10日間-」
2020年 チェコ
バルボラ・ハルポヴァー
ヴィート・クルサーク
2. あらすじ。 (公式H Pより引用)
巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋で、幼い顔立ちをした3名の女優(18歳以上)は偽のSNSアカウントで12歳のふりをするという任務を与えられた。各々の部屋のPCで、連絡をしてきたすべての年齢の男性とコミュニケーションを取った。当初のプロジェクトと同様、大多数の成人男性はビデオセックスを要求し、自身の性器の写真やポルノのリンクを送信してきた。なかには恐喝する者も。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意しながら撮影を続けること10日間。児童への性的搾取者が徐々に尻尾を出し始めるのだった…。
3. わたし的お気に入り度(5⭐️満点で)
⭐️⭐️⭐️⭐️
4. 予告編。
5. ひとこと。
こ、、これは、、衝撃。。の一言、、
みるべきか、みないべきか
知るべきか、知らないべきか、、
この事実にショック・・映像にショック・・
国は違うけど、同じようなことは日本でも起きていることは間違いない。
親としてどこまで、どうすれば子供たちを守っていけるのか。
自分が12歳の時は(35年前)もちろんネットなどなかったけど
「テレクラ」というものが当時はありました。(今もあるのかな)
数人の友人たちは興味を持ち、彼女らは駅前の電話ボックスに2〜3人で入り、
テレクラに電話をかけてた。
私は・・ちょっと離れたところからそれを見たのを覚えてる。
彼女たちはそのあと、一人の男性を駅前に呼び出したらしい。
もちろん、女の子側は「1人」という設定だったに違いない。
男性は駅に現れた。
友人たちは隠れて、その男性の存在を確認だけし、自分たちの正体を明かすことなく、とんずらそうだ。
とんでもなく恐ろしいいたずらだ。
そう、中学生にとっては、「いたずら」程度のこととしか捉えられないんだろう。
あの当時、まだ幼かった私たちには、その恐ろしさや危険性を想像することもできていなかった。。。
親が注意して防ぐことは可能かもしれない。
でも興味を持った子供たちは、そのスリル感や未知の世界へのワクワク感からでだけで
親が作った壁なんてするりと超えてしまうでしょう。
だから事前に、このような世界があることとか、その危険性とか、性教育というものをもっと深く語り合うべきなのだろうなーって思う。
そしてどうしてこういうことを子供達に平気でするような大人になってしまうのか・・
将来、被害者を作らないだけではなく、今の子供達が加害者とならないためにも、
教育は絶対に必要でしょう。
みている最中、本当に気持ち悪かったし、自分勝手な大人の男性たちの信じられないような言動に怒りが体の底から湧いてきました。。
視聴をお勧めするけど
心してご覧ください。
次回の裏にじもお楽しみに!
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