ABOUT
ごあいさつ
「にじ」を始めた、タイラマミコと申します。
「にじ」は岐阜県高山市国府町というところにある、古民家の2階を利用したコミュニティスペース(主に上映会場として利用)です。
元々は私の妄想から始まったこのプロジェクト・・・。それについてお話しさせてください。
2014年の冬、私たち家族はわけあって、東京から岐阜県高山市に移住してきました。雪に当たらず、スムーズに引越しができた年でした。
都内にいた時は当たり前のように身近にあった映画館、ミニシアター。その存在がどれだけ大きかったか、高山に移住してきてから思い知ったのでした。
それなら自分で自主上映会をやったらどうだろう?きっと私の他にも同じように、「映画を見たい」人っているはず!!!
じゃあどんな場所でやろうかな???・・・
そこから始まった「妄想シネマ」。そしてそれにピタッと合った場所が「古民家」でした。
その後、不思議なご縁が繋がり、繋がり、2018年春、この高山市国府の土地にこの「にじ」を完成させることができました。
まさか現実になるとは。(でも「叶わないだろうな」とはなぜか思えませんでした。)思い返すと私自身、何をどうやってここまできたのか?うまく整理して思い出すことができません。(ん・・・ただ記憶力がよろしくないだけか。)
きっと自覚なく、いろんな方にお世話になり、ご迷惑をかけていたかと思います。
でもおかげで、妄想シネマが現実シネマとなりつつあります。
小さな村にある小さなシネマ、にじ。垣根なく、色々な方々にきていただきたいです。
どうぞ皆様よろしくお願いします。
にじ* タイラマミコ
コンセプト
にじを思い出してください。何色もの色が重なり合っています。大きく空にかかるものもあれば、小さく見えるにじもあります。いろんな色、いろんな形が一つになり、「にじ」という一つの美しい景色となります。この場所はそんな場所になればいいな、と思います。多種多様な人、そして考え、感性、好み。どれが良くてどれが悪いなんてありません。もちろん1番、2番と順番をつけられるものでもありません。今まで知らなかった、気づきもしなかった新しい考えを聞いたとき、新しい景色を見たとき、新しい音を聞いたとき、新しいドアが目の前に現れるのだと思います。想像しただけでワクワクしちゃいます!
にじはたくさんの方々のご協力により実現しました
「にじ」を始めるにあたり、機材を全て揃える資金が不足していたため、2018年8月から9月、クラウドファンディングにて、資金を募らせていただきました。その結果、60名を超える方々にご協力いただき、十分な機材を揃えることができました。心より感謝申し上げます。(会場内にご協力者様たちのお名前を記したプレートがあります)
また、その他、色々な形でたくさんの方からのサポートをいただきました。たくさんの方のお顔が浮かびます。皆様からの暖かい御心あっての「にじ」なんです。
建物について
「にじ」は飛騨市杉崎にあった築124年の古民家をオーナー様より譲り受け、新しく高山市国府町に移築して出来た建物です。
明治時代に建てられたこの古民家は、前オーナー様が大切に使われてきた美しい飛騨地方ならではの立派な古民家です。
「牛梁」と呼ばれる、まるで牛の背中のような大きな梁が来てくださったお客様をお迎えします。
その2階部分を贅沢に丸々と使ったのが、「にじ」。
映画鑑賞会のみならず、ワークショップや小さなライブスペースとして、みなさまにもいろいろな目的でご利用いただけます。ぜひお気軽にご相談ください^^